大脳鎌の真ん中3分の1に発生した大型の大脳鎌髄膜腫はローランド静脈のため大脳半球間裂への侵入が困難で手術が困難です。50代の下肢の筋力低下で発症した大脳鎌髄膜腫を四方先生、木村先生と手術しました。は3cm程度の鍵穴開頭から外視鏡を用いてHigh parietal transcortical approachにより全摘しました。下肢のMEPも最後まで検出されていましたが、術後左下肢の麻痺は悪化し、約1ヶ月で歩行可能まで回復しました。
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大脳鎌の真ん中3分の1に発生した大型の大脳鎌髄膜腫はローランド静脈のため大脳半球間裂への侵入が困難で手術が困難です。50代の下肢の筋力低下で発症した大脳鎌髄膜腫を四方先生、木村先生と手術しました。は3cm程度の鍵穴開頭から外視鏡を用いてHigh parietal transcortical approachにより全摘しました。下肢のMEPも最後まで検出されていましたが、術後左下肢の麻痺は悪化し、約1ヶ月で歩行可能まで回復しました。