福島孝徳先生と中村病院(越前市)で聴神経腫瘍28mmの手術を行いました。

越前市中村病院のご高配により、神の手と称賛される世界的脳神経外科医の福島孝徳先生と、今年6月から福井で手術ができるようになり、直接指導を受けることとなりました。福島先生が最も得意とする聴神経腫瘍の手術を行いました。体位、頭部固定、皮膚牽引、吸引管の持ち方、ポイントサクション、ポイント凝固など一つ一つ注意され、まだまだ勉強しないと痛感しました。腫瘍はとても出血しやすく、また顔面神経の反応も最初から鈍かったため、無理のない範囲での摘出になりました。聴神経腫瘍は全摘出すると顔面神経が切れてしまうので、顔面神経ギリギリでやめるか、ある程度残すか、などの判断に経験が必要で、ワンパターンの摘出は極めて危険です。

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