視力障害、記銘力障害で発症した頭蓋咽頭腫を両側前頭開頭、anterior interhemispheric approachで切除しました。トルコ鞍部や鞍上部にはほとんど局在しないためtranslamina-terminalis approachを選択しました。視床下部動脈を温存し、内減圧を繰り返し、焼き鳥テクニックとリングキュレットで狭い術野から腫瘍を起こして摘出しました。術後年齢が比較的若かったためかすぐに覚醒しました。

両側前頭開頭でSSS前端を結紮切断。Orbitaは外さず。


右嗅神経を剥離固定して右前頭葉だけを牽引して大脳半球間裂を剥離。


半球間裂の癒着が少なく、atraumaticに綺麗に開けることができました。


両側のGyrus rectusを剥離、前頭底にいたり、視神経と下垂体茎が見えます。


Trans-lamina terminalis approach、何度もやった古典的なアプローチです。A2と伴奏し縦走する視床下部動脈を温存して、その間隙から腫瘍を減圧していきます。


腫瘍を減圧し、最後に起こして、中脳水道や脳底動脈を確認しました。視交差の下は減圧にとどめました。










