先日の外視鏡学会で豊田先生に教えてもらったので、今回は東野先生とDistal keyholeでクリッピングしました。ほとんどのMCAの動脈瘤は顔面神経側頭枝より後方に位置するため、MCAではこちらの方が合理的でした。ただし、Sphenoid ridgeをかなり奥までドリリングする必要があり、ここをスピードアップする必要があります。今回は8cmとやや大きめの皮膚切開でしたが今後縮小していきたいと思います。またでシルビウス裂が大きく分けられるのでICやAcomの動脈瘤も条件が良ければクリップできそうなこともよくわかりました。頭部の腫れや後遺症なく、回復も早いです。
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