私は、福井県が誇るメガネ企業Charmant(シャルマン)と脳神経外科マイクロサージェリー用シザーズを開発したことが経緯で、福井大学産学官連携本部副部長を拝命しています。昨今の大学は論文を生産するだけではなく、実社会に貢献する社会的インパクトが求められています。福井大学のもつシーズを、福井県の企業の皆様に紹介し、産学共同研究を推進する集まりがFUNTECフォーラムで33回も行なっている県は近畿でも福井くらいだそうです。1/29に参加してきました。今回は医学系部門から4件が発表されましたが、耳鼻科の坂下講師の花粉症を克服する試みは社会的インパクトが特に大きな研究と感じました。産学官連携研究には大学の教員にどんどん参加していただき、SDGs, Diversity, Carbon Neutralなど社会から求められる問題を研究の力で解決していけるよう頑張っていきたいと思いました。また企業と大学のマッチングアプリであるOcketが導入されたとのお話もありました。
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