朝起きて、「このまままた福井に帰るのもなあ〜」と考え、瀬戸大橋を渡って高松でうどんを食べ、徳島まで行って、明石大橋を渡って兵庫に行って帰るコースを提案したところ、①神戸大阪は万博でものすごい混雑、多分明石大橋も混雑しているので(私が)ブチ切れる。②讃岐うどんはコシが強すぎて嫌い とのことで却下されました。思い切って、念願の「サンフラワー号」に乗ろうとネットで検査すると、5/5大分港 19:20発、神戸行き(翌朝6:40着)の4人部屋が一つ空いていました。そこを抑えて、倉敷から九州に向かってGo Westしました。

倉敷から山陽自動車道をひたすら走り、中国自動車道と合流し、関門海峡にかかる大橋の手前の壇ノ浦サービスエリアで休憩しました。壇ノ浦といえば平家が滅び、安徳天皇が沈んだ場所ですが、以前に家族で大原寂光院の近くに旅行に行った時、寂光院が、安徳天皇の母親である建礼門院徳子が隠居していた寺であり、しかも柴漬けの命名者であることを知りました。ああ、ここがと、平家物語を思い出しながら休憩しました。

九州はいつも新幹線か飛行機で行くので、こちらが本州、向こうが九州という光景は新鮮でした。車の旅行もなかなかいいもんだと思いました。またショップでは海産物がたくさん売られており、生うにの瓶詰めやフグのテッサ、フグ入りちくわなど高級食材がとても安く売られており後で夕食に食べようと、買い込みました。

17:00前にようやく大分港に到着しました。思っていたより時間がかかったなあ、というかよくここまで車できたなあという感じです。サンフラワー号は小学6年生の時に中学受験で合格したら乗せてもらう約束を親としていたのですが、果たされることなく自分で夢を実現することになりました。車での乗車は3番目でQRコードでチェックインした後に大分港を散策しました。フェリーは乗り込むのが3番目だと降りるのも3番目で待ち時間がありませんでした。夕日を見ながら19:20出港です。

出航後、すぐに食事にしました。ご飯はコンビニで買っていたので、電子レンジでチンして温め、買い込んでいた海産物、売店で買ったサンフラワーカレーなどで食事をしました。揺れもなくなかなか快適でした。


疲れもあったので夕食後、風呂にも入らず爆睡してしまいました。起きたら4時でした。シャワーを浴び、甲板に出て、今度は朝日を見ました。明石大橋を下から見るという船でしか見ることのできない景色も堪能しました。5/6火曜日6:40神戸に到着し、帰りは西宮から舞鶴若狭自動車道に入り、舞鶴、小浜経由で福井に戻りました。ドライブ+船もなかなか良いと思いました。


