2024年8月 左下足の麻痺が進行し、杖歩行となってきた 56歳女性の巨大右傍矢状髄膜腫の摘出術を行いました。石灰化が強く、頭蓋骨肥厚もある症例で大きな開頭を行いましたが開頭のトラブルはなく、術前塞栓術が奏功し、内減圧でも出血は少量でした。腫瘍周囲にくも膜のtough membraneができており、周囲脳の損傷を避けつつ脳との剥離ができました。21時までかか離ました。右足がもともと下垂足でしたが、手術後足関節、足指には麻痺が残りました。杖歩行で退院し、さらなるリハビリを行っておられます。
巨大な傍矢状髄膜腫の摘出術を行いました。
