大嶋病院長と石塚副院長の送別会がまんもとで開催されました。大嶋院長はコロナ禍という激動の中、ギリギリの判断を下す場面を幾度も拝見しました。院長就任の最初から荒海への航海でしたが、あらゆるリスクを勘案しより安全な方に舵を切る知性に感服しておりました。見事無事に危機を乗り越え、病院経営を維持し、奇跡的に赤字にせずに次の院長にバトンタッチされます。お見事以外の言葉がありません。来月から県立塚口病院の院長になられてもきっと頼りにされると思います。石塚副院長は、呼吸器内科科長としてコロナ医療の最前線に立ち、県からの要請の電話に一人で対応する獅子奮迅の働きでした。内科、外科の若手医師に文句を言わせず陣頭指揮し、3年間にわたるコロナとの戦いに打ち勝たれました。優しい風貌ですが極めて真の強い先生でした。先生も群馬で臨床医として第二の出発をなされます。これらのお二人の業績は今後顔を合わせるたびに何度も「あの時は大変だった」と振り返ることになると思います。お二人と時間を共有できたことは光栄でした。大変な財産になりました。ありがとうございました。
